みなさんこんにちは。院長の三田です。

今回は前の続きで、私が愛用している拡大鏡についてです。

使っている拡大鏡はサージテル社の8倍のもので、物や経緯は前回お話しました。

 

今回は使い始めてからのことを書きたいと思います。

まず購入するまえにサージテルの会社の人にデモをさせてもらいました。

倍率が6倍、8倍、10倍の三種類。

まず6倍。多くの一般歯科医と衛生士が選ぶ倍率だそうです。

感想は、大きくなり細部が見えるが今までの3倍とあまり変わりがなく、良く言えばすぐに使いこなせそう、悪く言えばあまり変わらない。

次に8倍。高倍率に慣れてステップアップする先生に選ばれるそうです。

感想は、ビビりました。全てがドアップで全てが見える感覚。自分の治療の世界が変わるとワクワクしました。

最後に10倍。根管治療の専門の先生とかが選ぶことが多いらしいです。各社をみてもこのあたりが最大倍率で、しかもこの倍率を買うのはほとんどが日本人らしいです。

感想は、より大きくなったが、8倍とあまり変わらないです。

欲しくなったら即購入です。あまり変わらないなら8倍でいいやと安易に決めてしまいました。こんなに使うものなら最大倍率にしておけばよかったと今は後悔中です。プライベートは、高価な物を買うのにすごくすごく悩むタイプなのですが、仕事道具だとなぜか高価な物も即買いです。治療が上手くいく達成感?を一度味わうと高価な物の購入も踏み切れます。

 

使ってみると歯も根管も歯周ポケットも削るドリルも全てが大きいです。

こんなイメージです。

 

 

実際はこの写真に注水があり、影があり、頬や口唇や舌があります。

この小さい歯を、隣の歯を削らずにいろんな方向から削り、修復するのが歯科医師の仕事です。

裸眼では限界があると思います。

次回は実際の症例の写真を見ながらお話していきます。

興味ある方は玉川学園前駅マルシェ歯科まで。