今回は被せ物のジルコニアについてのお話です。
歯科用ジルコニアは酸化ジルコニウムという材料が主成分です。
人工ダイヤモンドにも用いられる材料で、光り輝く光沢と高い強度が特徴です。
人間の歯のエナメル質の強度が400Mpaに対して、ジルコニアは1200Mpaもあります。
強度が高く壊れにくいため長く使うことができます。
しかし、以前のジルコニアは強度が高い代わりに透明性が低く(光透過性34%~36%)、歯質と色調を合わせることができませんでした。
最近では強度を800Mpaまでおとすかわりに透明性を上げる(光透過性51%)ことができました。これにより従来の目立つというデメリットはだいぶ解消されました。前歯にも用いられることがあります。
ジルコニアはこれからまだまだ改良が進んでいくと思います。
気になる方は玉川学園前駅マルシェ歯科までお問合せください。